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同窓生のよしみで

 2015-01-26
あのとき始まったことのすべて (角川文庫)あのとき始まったことのすべて (角川文庫)
(2012/06/22)
中村 航

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同窓生のよしみで、中村航さんの本を読んでみた。文学とは殆ど縁がない学校(大学)だったので、同じ学校から小説家が出るなんて意外だなあと思った。

さて、この本はなかなか読みやすく、ちょっとユーモアもあって、それでいて科学的な表現もあり、結構楽しめた。自分もこんな10代、20代を送れていたら素敵だったろうになあと思った。でも、それは別に、自分の過去を後悔している訳ではない。自分の10代、20代も素晴らしい方々に出会うことができ、貴重な時間を送れたし。

中村航さんの小説を数学的に表現するなら、重松清:奥田英朗:東野圭吾=7(テーマ):2(ユーモア):1(科学的)となるかな。なんて言ったら、怒られちゃうよな。でも、僕にとっては優しい本でした。
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3時間でわかる

 2014-01-11
成田で見つけたので、買っちゃいました。
中公新書も良いけど、こちらはとても読みやすい!


インドネシアのことがマンガで3時間でわかる本 (アスカビジネス)インドネシアのことがマンガで3時間でわかる本 (アスカビジネス)
(2013/11/12)
キム テソン、中村 正英 他

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紫郎さん、ありがとうございます!

 2013-10-27
久々に小説を読んだ。

つぶやき岩の秘密 (新潮文庫)つぶやき岩の秘密 (新潮文庫)
(2012/05/28)
新田 次郎

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12-13歳の紫郎少年が主人公の冒険小説であった。

表紙に付いていた帯に脳科学者の茂木健一郎氏が「現代に一番足りないものは冒険である」で始まる紹介文に興味がそそられ、手にした一冊である。

自分の場合、東京育ちなので、大した冒険はしなかったが、夕刻に自転車で知らない道を走るのは、夜の暗さが背後から忍び寄る怖さがありスリルがあって、ちょっとした冒険だったような気がする。知っている道に突然出ると、知らない世界から自分の世界に帰ってきたような感じがして、ホッとしたものだ。そして、それは、知らない世界が知っている世界に変わる瞬間でもあり、自分の世界が広がって行く感じがしたものである。

さて、本の主人公、紫郎の冒険は、三浦半島の海岸、戦時中に作られた地下要塞、殺人事件が絡むなど、まさに自分のそれとはケタ違いの冒険である。主人公がクールな少年なので、トムソーヤの冒険のような笑える冒険話ではなかったが、読みながら紫郎少年の後について冒険させて貰った。紫郎くん、どうもありがとう!

と言いながら、昭和47年に出された小説なので、紫郎君は実際のところは、僕の叔父さん位の年齢だと思う。紫郎さん、ありがとうございます!

同じ県内なので、今度小説の舞台に行ってみようかなあ。
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定年ゴジラ

 2013-10-10
自分のあの頃を思い出し、自分の将来に思いを馳せながら、読んだ一冊。

登場人物の定年後のお父さんたちのキャラも面白くて、よかった。親父よりもちょっと上の世代かな?でもニュータウンのマイホームへの憧れという点や仕事を月月火水木金金でこなし日本の高度成長を支えてきたという点では共有しているかも。

自分の定年後って、どんな感じに生活を送っているんだろう?仕事がなくなるとどうなるのだろう?夫婦関係や親子関係は?、コミュニティの中で新たな人間関係を構築するのか?など、将来の自分にも起こりうる場面を垣間見た気がする。

なんだか将来の自分がどうなるのか楽しみになってきた!

定年ゴジラ (講談社文庫)定年ゴジラ (講談社文庫)
(2012/09/28)
重松清

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フィンランドに行ってみたくなった

 2013-09-28
最近、久々に小説を読んでみた。小説はつまらないと読んでいる時間は苦しく、面白いとやめられない止まらない状況になる。今回はナイロビまでのフライトでずっと読んでいた。

今回読んだのは村上春樹さんの本。彼の本をそんな沢山読んでいないので、比較することは難しい。でも、彼の著作では、主人公はいつもクールで、比喩表現が豊富で面白く、背景描写も美しく、そこにクラッシック音楽や文学が絶妙に絡み合う。なんか本そのものが芸術である感じ。

この小説を読んだら、フィンランドのハメーンリンナという街に行きたくなった。森と湖の美しい街を想像してみた。北欧の森って、木々に統一感があって、とても美しそう。湖の水も清く美しそう。森の木々と青空と、北欧の家と湖がうまく調和した美しい景観がありそうだ。

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
(2013/04/12)
村上 春樹

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流星ワゴン

 2013-07-01
これも父子ものでよかったですねえ。

家庭の中での父親の存在、居場所というものを考えさせられるけど、うーーん、この職業をやっている限りは改善は難しいような気もする。思い切って、職を変えるか?なんて思ったけど、それも難しい。ちがったアプローチを考えないといけない。

日本に帰国したら、家族サービス以外ありえないと強く思わせる一冊であった。

流星ワゴン (講談社文庫)流星ワゴン (講談社文庫)
(2012/09/28)
重松清

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果つる底なき

 2013-05-30
ケニアへの道のりは長かった。フライトでは本を読んでいた。成田から経由地の悲劇のドーハまでは夜行便だったので、あまり読まなかったが、ドーハからナイロビまでのフライトで読み終えた。

銀行マンが主人公の推理小説であった。お金が絡む銀行の仕事も大変そうだなあ、と思って、読んでいた。債権の回収なんて、やれなんて言われたら、やだなあ。それと、人の命を犠牲にしてまで、お金や地位を死守するのはやめましょう。

果つる底なき (講談社文庫)果つる底なき (講談社文庫)
(2001/06/15)
池井戸 潤

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永遠の0

 2013-05-11
久々に小説を読んだ。空港か最寄駅の近くの書店か、どっちで買ったか忘れたが、「売れています!」と書いてあったので、きっと面白いんだろうと思い、手に取ってみた。

読み始めると戦争の話で眠たくなってきたが、少し我慢して数日かけて読み進むにつれ、先が知りたくなり読み進む速さが早くなった。涙した読者が多かったと聞くが、自分は感受性が薄いのか涙はでなかった。

が、特攻隊員は特攻前夜に何を思って過ごしたのだろう。もし今の自分が、明日の今頃はもう自分がこの世にはいないことがほぼ確実になった場合、何を思うのだろうか。それを思うと、生命がいかに尊いかということが身にしみてくる。

12月に映画でも放映されるらしい。

永遠の0 (講談社文庫)永遠の0 (講談社文庫)
(2009/07/15)
百田 尚樹

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ツナグ

 2012-09-16
久々に小説を読んだ。

読みながら、逝かれる存在でも、逝く存在である自分の状況について、少し考えさせられた。

身近な人を大切にしないといけませんね。

そう思わせてくれただけあって、良い本だったと思います。

ツナグ (新潮文庫)ツナグ (新潮文庫)
(2012/08/27)
辻村 深月

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無理 

 2012-08-06
昨日はハードルを高めにして、スタジアムの回りを10周した。約9.6km。そのうち10kmぐらいの距離設定の大会ならでれそうな手ごたえ。でも、後半がつらかったな。気分良く走れるのはまだ3周ぐらいである。5周を超えるときつくなり、7周目ぐらいからはとてもきつくなる。そして、今日はその肉体的疲労で起きれず、走りもパス。明日の朝からまた少しずつ走ろう。

で、週末は読書にあてる。奥田英朗氏の無理の上巻。現代の地方都市にありそうな事を書いており、面白かった。フィクションなので作り話ではあるが、人間は環境というものが重要であることが良く分かった。下巻を買いに、ホテルの裏のショッピングプラザの紀伊国屋書店に行ったが、すでに読んだ上巻の在庫はあったが、下巻がない。また、こちらの本の価格は日本の倍もする。倍もすると、下巻があったとしても、手も足もでない。立ち読みだけで精いっぱいである。下巻は日本に帰ったら、買って読もう。

無理 上 (文春文庫)無理 上 (文春文庫)
(2012/06/08)
奥田 英朗

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休日の読書

 2012-07-29
昨日の朝は、起きれず、走れずで、一日中不健康であった。

今日は、朝も起きれ、Senayanのスタジアムの回りを8周走った。約8km。
本当は10周したかったが、ちょっと体に違和感が出てきたので、8周でストップした。
平日よりは走ったのでよしとしよう。

その後はホテルで、久々に小説を読む。
吃音だった作者の過去をモチーフにした小説で、幼少の頃から大学に入るまでの少年の話であった。
自分が吃音だったら、転校が多い家庭環境であったら、などなど、色々と考えさせられた。少年キヨシは友達に馬鹿にされたり、言いたいことが言えなかったり、また学校生活が慣れてきたところで転校になったり、と少年ながらに苦悩の多い生活を送ってきた。少年キヨシが一生懸命生きている姿に応援してしまう本であった。

きよしこ (新潮文庫)きよしこ (新潮文庫)
(2005/06)
重松 清

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買った本についていた帯に「一生分の涙が出ます。保証します」とコメントがあったが、やはり自分は感受性が鈍いのか、涙は出なかった。でも、最近読んだ小説では、一番心にジーンと来た小説だったと思う。
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あまるべ

 2010-11-05
11月に入り、気が付けば5日も経ってしまった。

ここ数日、余部鉄橋物語という本を読んでいた。

余部鉄橋物語余部鉄橋物語
(2010/07)
田村 喜子

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余部鉄橋は鉄道ファンには有名な場所であるが、一般の人もどこかでスリル満点の橋の写真を見たことがあるかもしれない。

私がこの橋を知ったのは中学校3年生の時である。暮れに近い頃、この橋を通過中の客車が強風に煽られ、橋の約40m下にあるカニ加工工場に落ち、工場内部の人たちが亡くなるという事故があった。
中学2年生の時は、日航機墜落事故もあり、とてもショッキングな公共交通機関の大事故が相次いだ中学時代であったように思う。

この事故をきっかけに、JRの速度規制が厳しくなり、強風の日は数少ない列車が運行を見合わせる頻度が多くなり、それはそれで住民は不便な生活を強いられた。だんだん定時性の確保を願う声が高まり、約99年もの間、地域のシンボルとして建ち続けてきた鉄橋が、建て替えられ、今年の8月から新しい橋の供用がはじまった。

一回は美しい歴史のある鉄橋を見てみたいと思ったが、結局、見る機会を作り出せなかった。高さ43mの鋼橋で、海からの潮風をもろに受け、鉄の腐食対策が大変だったことが本からはうかがえる。車窓からの眺めは列車が空を飛んでいるみたいだと言う。新しい橋でも構わないので、一回、足を運んで見たいと思った。古い橋の一部も兵庫県が保存するというので、それも見れるかもしれない。
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二塁手

 2010-09-01
二塁手論―現代野球で最も複雑で難しいポジション (幻冬舎新書)二塁手論―現代野球で最も複雑で難しいポジション (幻冬舎新書)
(2010/07)
井口 資仁

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同窓生のよしみで、井口資仁選手の本を読んで見た。

彼は、自分の長所を発見して、それを伸ばせたから、ここまで来れたという。

元々ホームランバッターとしての期待が強かったが、彼もそれを望んでいたものの、結果が残せなかった。

が、コーチの助言を聞き入れ、遊撃手から二塁手にコンバートし、何かタイトルをとれとアドバイスがあり、盗塁王を目指すと、視界が開け、野球の奥深さをしったという。そして、肝心の打撃でも、ホームランを意識せず、ボールをひきつけて打つことに意識を集中した。すると、ホームランを意識していたころよりもホームランも増え、走攻守の三拍子揃い、メジャーリーグでも結果を残すことができた。

彼の場合は、足が速いことと、右中間方向に打つことが長所である。今後も、彼の右中間方向に伸びていく打球に注目したい。

それと、自分も何が長所か、もう少し自分を見つめてみたいと思う。
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風が強く吹いている

 2010-07-25
日本では高校野球の県予選が盛り上がっているようである。
毎年私が注目している横浜高校は、今年はノーシードながらもベスト4まで駒を進めた。今日もハマスタは盛り上がったんだろうな。あと2つである。

そんな青い夏空の下で白球の快音が聞こえてきそうな中、最近読んだ本はとても季節外れである。

風が強く吹いている (新潮文庫 み 34-8)風が強く吹いている (新潮文庫 み 34-8)
(2009/06/27)
三浦 しをん

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「風が強く吹いている」という、同じ大学の学生が住むアパートの個性豊かな住人10名が箱根駅伝を目指す物語である。小説では、メンバーの過半数が長距離を走った経験のない大学チームが、日々のトレーニング、数々の大会を通じ成長して行く姿が描かれている。ひとりひとり、次のランナーのためにチームのために、苦しみながらもなんとか一秒でも早く襷をつなごうとする姿が、そして箱根駅伝を目指そうとチームをつくった主人公が選手として実質的な監督してメンバーを引っ張る姿が描かれている。メンバーが個性豊かな故に、走っている間の自分自身との対話が面白い。走る間の自分との対話は山登りととても似ているなと思った。また、私は読みながら、小説に出てくるチームを応援し、順位を上げるたびに喜んでいた。

箱根駅伝は、関東の大学のための駅伝大会なのに、なぜか全国的に有名な新年のイベントのひとつである。ほぼ毎年のように箱根駅伝を見ているので、ルートなどもだいたい頭に入っているので、この小説もとても読みやすかった。

箱根駅伝も選手がただ走るだけなのだが、襷リレーというものがあるからか、やはり熱くなる。また、東京と箱根の間を往復するので、沿道の風景の移り変わりも魅力的なんだと思う。そして、もちろん、ひとりひとりの走りも、一般人とはかけ離れ、超人的なものであるから、目が離せないのだと思う。だからだろうか、私はこの本からもなかなか目が離せなかった。

それにしても、作者の三浦しをんさんは、選手のエントリーの駆け引き、ルートの様子、走る間に選手が感じていることなど、よく取材されたなあと感心した。

さて、自分もこの本を薬に、運動不足を解消しないといけない。
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孤高の人

 2009-10-15
孤高の人 (上巻) (新潮文庫)孤高の人 (上巻) (新潮文庫)
(1973/02)
新田 次郎

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成田空港で出発直前に買った小説を読んだ。

主人公の加藤文太郎は、日帰りで六甲山系を縦走し、100kmを歩いてくるという人間離れした登山家である。常に単独行で八ヶ岳や北アルプスなどを冬季登攀し、夢であるヒマラヤ登山の準備を行う。普段は、友達たちとの付き合いを絶ち、ヒマラヤに行くために貯金し、下宿から会社まで石を詰め込んだザックを背負って会社まで片道6km歩くという生活をしていた。

登山でも仕事でも、加藤の実力は突出しており、味方もいれば、妬む者も居た。

最後は、単独行ではなく、パーティを組み、冬の槍ヶ岳に挑む。後輩の無謀とも言える行動に振り回され、北鎌尾根で消息を絶つ。妻と生まれたばかりの娘を残して。

さて、自分が学生時代、家具の配送のバイトをしていた時のこと。配送屋の運転手の人が「ぼくも昔は山をやっていてね。孤高の人だったんだよ。孤高の人、読んだことある?読んだことないなら、読まなきゃダメだよ」なんて言っていた。その後の話をよく聞くと、彼の場合は一人で冬季に積雪のない山に入って、道を間違えて、あと一歩間違えていたら沢に落ちるところだったという話であった。今回、自分が「孤高の人」を読んでみて、彼の場合はちょっと自分が今回読んで理解した孤高の人とは違っているような気がした。孤高の人の主人公の加藤の場合、迷うのは吹雪の中であり、生死の境を歩いている時なのである。

また孤高の人を読んで思い出してしまうのは、2年前の10月に山で亡くなった先輩のことである。主人公が先輩と重さなるところもあった。そして、2年前の10月、自分は現在立っているPNGの地に居た。

この本を手に取ったのは偶然ではなく、自分に何らかのメッセージを与えているような気がしてならない。正解は分からないが、「今後も山に登ってほしい」と受け止めた。だから、また山に行こうと思う。
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久々の読書

 2009-08-17
今回の出張の余暇のためにと思って、何冊か本を買ってきた。

そのうちの2冊は野球関係だが、2冊を比較するととても対照的である。

タイトルと著者名だけ紹介すれば、それは違うわナと納得するかもしれない。

最初の一冊は、「球界の野良犬(愛甲猛)」。もう一冊は、「一流力~サムライジャパン勝利の理由(与田剛)」である。

球界の野良犬球界の野良犬
(2009/07/24)
愛甲 猛

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愛甲氏と言えば、横浜高校を夏の全国大会で初優勝した時のスターである。当時から悪であったという話は聞くが、この本では本人が悪だったことを赤裸々に語っている。ドーピングに手を出して、副作用で体がボロボロの状態で引退することなったことなど。他の選手や在籍したチームの監督のエピソード、川崎球場の酷さなんかも面白い。特に清原の一文には笑えた。やはり体育会で育ってきたものばかり、元気があって仕方がないのであろう。

P106
一番笑ったのは、キヨが一塁ランナーだったとき。デストラーデのゴロで二塁に走ると、スライディングをしながらキヨはセカンドの堀幸一に叫んだ。
「今日11時に六本木な!」
ゲッツー狙いでボールを受けた堀は、ファーストの俺に転送しながら「OK!」と叫んでいた。


一流力―サムライジャパン勝利の理由一流力―サムライジャパン勝利の理由
(2009/07)
与田 剛

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もう一冊はサムライジャパンでブルペンのコーチをしていた与田氏の本である。NHKの野球解説者のイメージがあるからか、愛甲氏の本にあったような粗雑と思える言葉はない。本人のエピソードもあるが、イチローや松坂の練習風景や、原監督の人間力が語られている。与田氏は、超一流の人の条件は、才能や努力や運だけもなく、時間の使い方に鍵があるという。そうは言うものの、おいらのような凡人には才能や努力や運のうちのひとつを身に付けることだってままならないのだから、超一流の人は違いすぎるのである。

とても対照的な2冊であるが、本の終わりは、愛甲氏も与田氏も共通して、野球が自分を育ててくれ、野球を人生からとってしまったら何も残らない、というような一文がある。特に、愛甲氏の場合は、球界のブラックリストにも乗っているので、プロ野球に関わることは2度となさそうだが、今後は子供たちに野球を教えていきたいと言う。野球に限らず、スポーツが人生に与える影響というのは大きいものだ。自分も子供たちには何でも良いからスポーツをさせたいと思っている。
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容疑者Xの献身

 2008-11-25
先日、久々に東野圭吾の小説を読んだ。

小説はノンフィクション系の新書と違い、最初の30ページぐらいを乗り越えると、だいたいのものはすんなり読めてしまうのが良い。

容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)
(2008/08/05)
東野 圭吾

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成田空港内の書店で山積みされていたので、きっと面白いに違いないと思って買ってみた。というより、選ぶ時間がなかったので、もうこの本でいいやという不真面目な選び方であったが。さすがに彼の小説は面白い。この小説でも、最後の方までトリックが分からず、トリックを知りたい読者の自分はぐいぐいと引っ張られた。

殺人を犯した母娘を隣人である高校の数学教師が手助けして、さらにその数学教師の大学時代のライバルが刑事の友達なんていうことは、実際ありえないと思う。でも、先を知りたく読んでしまった。

こんな快適なペースで読めるのなら、もう1冊違う小説でも買ってくれば良かった。
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札幌

 2008-10-30
県庁の星を読み、久々に小説を読む勢いを得たのか、北都物語を読んだ。

北都物語 (新潮文庫)北都物語 (新潮文庫)
(1980/04)
渡辺 淳一

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これは以前、ブックオフで買い、カンボジアにも持って行ったが、1ページたりとも開かれることなく私と帰国した小説である。

小説は、一流商社の札幌支店長が、その娘と同じくらいの女性に浮気する話である。当の本人は浮気というよりも愛と認識しているようだが。そんな愛の話よりも、おいらはその舞台の方に関心があった。薄野、旭山、中島公園、豊平川など、それらの地名を聞くと、北国の凛とした空気、美しいプラタナスが植栽されている街並が蘇ってくる。

大学時代は北海道に強い憧れを持っていて、札幌で生活をしている未来の自分を想像していたもんだが、いつ、どこで、どのように、その気持ちが萎えてしまったのだろうか。

そんな自分が見た、思っていた札幌を思い出させてくれた本であった。また札幌に行きたいなあ。
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県庁の星

 2008-10-23
都民から県民になって今年で10年目である。そういう理由ではないが、県の公務員が1年間民間のスーパーマーケットで研修するという、あらすじに引かれ、買ってしまった。

県庁の星 (幻冬舎文庫 か 23-2)県庁の星 (幻冬舎文庫 か 23-2)
(2008/10)
桂 望実



主に、県庁から出向となった野村くんと、野村くんの研修担当で、店長までが一目置く、パートのおばさんの二宮さんと、やるきのないスーパーを改革していく話。

公務員らしく、書類上の情報やデータを大切にし、それだけで方針を立ててしまう野村くんに、二宮さんが「そんな情報よりも、人を見なさい」とアドバイスするところは、なんか自分に言われているような気がした。おいらももっと外に出て、物や人を観察しないといけない。特に、出張時はなおさらである。インターネットや書籍に解決の手がかりを求めてしまうが、もっと現場の情報を見ないといけないと思った。

野村くんは、生の情報を大切にするようになってからは、活気のあるスーパーに変わったという話だ。

自分の目で見たものを大切にする習慣を持ちたいものだ。そう考えると、一昨日のような放浪の旅は良い習慣づくりの第一歩なのだ。
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すごい人間

 2008-09-21
今日、空港で本を2冊買い、一冊を飛行機の中で読んだ。

すごい人間は、残念ながらこの世を去ってしまった。本を読んで、すごい人間だったことが分かった。
その方は宿澤広朗さん。

私が知っていたのはラグビーの監督であったということだけで、大手銀行の専務取締役であったとは全く知らなかった。

宿澤広朗 運を支配した男宿澤広朗 運を支配した男
(2007/06/02)
加藤 仁

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すごいと思ったのは、努力。新入社員の頃から、埼玉の自宅から新橋に通い、帰宅後は走ることを欠かさなかったという。銀行での業務も、ラグビーのことで言い訳をせず、ラグビーの方でも銀行での勤務を言い訳にせず、どちらも大きな業績を挙げた。

宿澤さんは、趣味で始めた登山の最中に心筋梗塞になり、この世を去った。55歳である。太く短い人生であった。

「努力は運を支配する」

おいらは大して努力していないなあと反省する今日この頃である。
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人は仕事で磨かれる

 2008-08-28
最近、伊藤忠商事さん(←会社です)の仕事をやっている。そんなこともあり、伊藤忠のことを一端でも良いから知ってみたいという気になり、先日ブックオフで購入した。

人は仕事で磨かれる人は仕事で磨かれる
(2005/02/24)
丹羽 宇一郎

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丹羽さんは伊藤忠の現在の会長さんである。赤字経営を黒字経営に立て直したことで一躍有名になった。本を読むと、とても庶民的な方であり、親しみが持てる。

社員のボーナスの話では、成果主義を導入しているが、成績が思わしくなくても最低限の生活はできるように考えているとのこと。ある時、ある事業部の業績が悪く、その事業部に所属する社員のボーナスはほんの気持ち程度しか出なかったらしい。その時、その事業部の30代の社員から「BMWを買ったばかりなのに、こんな賞与では生活が苦しくなる」と文句があったらしい。その時の丹羽さんの反応は「30代でBMWに乗っているとは何事だ。会長の私だってカローラなのに。身の丈にあった生活をすれば、現行の給与体系でも苦しむことはないはずだ」と。

あと、最近の大人は本を読まなくなり、想像力が衰え、体系的に考えるということができなくなっていると言う。うん、確かに。私も、本を読んでいるよりも、パソコンに向かってネットで何か調べている方が長い。

来月から秋なので、もっと本を読むことにしよう。想像力や体系的に考える力をつけるというよりは、楽しむために読みたい。

で、この本を読んだ結果、伊藤忠のことはわかったのか?
・個人の意見を尊重する、とても自由闊達な会社
・新入社員をOJTですぐ海外に出させる会社
・メールを直接社長に出せる会社
・丹羽さんも入社するまでよく知らなかった会社
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明日もまた生きていこう

 2008-08-22
本屋で気になってしまったので買ってしまった。

明日もまた生きていこう 十八歳でがん宣告を受けた私明日もまた生きていこう 十八歳でがん宣告を受けた私
(2008/05/22)
横山 友美佳

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健康で、毎日仕事もでき、家族も居てという普通の生活を当然と思ってはいけない。そのように生活できることをもっと感謝しなければならないと思った。そして、もっと精一杯生きなければならないとも。命の重さも伝わってきた。
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パンダ通

 2008-06-06
昨日、5ヶ月ぶりのパラオに向け出発した。

機内の中で「パンダ通」という本を読んだ。パンダの写真が半分、黒柳さんのパンダ話が半分という分量である。

パンダ通 (朝日新書 73) (朝日新書 73)パンダ通 (朝日新書 73) (朝日新書 73)
(2007/10/12)
黒柳 徹子; 岩合 光昭





それにしてもパンダのひとつひとつの写真に癒される。白黒のシンプルな色といい、丸々とした体といい、垂れ目といい、パンダは憎みようのない容姿をもっている。

パンダは大変に敏感な動物で、人の足音をかなり遠くからでも聞こえるらしく、野生のパンダを見つけるのはかなり難しいらしい。またオスとメスの区別が専門家でも難しいらしく、一回オスだと判断しオスらしい名前をつけたら後々メスだったことが判明したこともあったという。本では科学的に分かるというが、詳しい解説はなかった。

本を読んで面白いと思ったのは、パンダというとジャイアントパンダのことを指すことが多いが、レッサーパンダの方が先に発見されたため、それまではパンダと言えばレッサーパンダのことであった。ジャイアントパンダの発見により、それまでのパンダはレッサーパンダとなったということである。

上野動物園にパンダ様が来たら、お目にかかれればと思う今日この頃である。
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葡萄物語

 2007-12-19
葡萄物語を読んだ。出発前に成田空港で、どの小説にしようかなと迷っていたところに、「葡萄物語」というタイトルと、解説の「大人のための恋愛小説」というフレーズに惹かれて、買ってしまった。

葡萄物語 (集英社文庫) (集英社文庫)葡萄物語 (集英社文庫) (集英社文庫)
(2002/11/20)
林 真理子



数日かけて眠る前に読もうかと思ったら、来るはずの眠気が全然来ず、読めば読むほど眠気がなくなってくる。明日の仕事のことを考えると困ってしまうのだが、眠れないものは眠れないので、物語が終るまで読み続けてしまった。

舞台は山梨の勝沼というまさにブドウの産地。そこでの変化のない日々を送っている夫婦の浮気や不倫、姑との関係等を扱った話である。

自分が登場人物の一員だったらと思いながら読むと、他人事ではない部分も多少なりともある。結局は、夫婦が協力しあい、お互いの愛情を育みながら、生きていくことが重要なのだと思う。有言不実行なのがいつも辛いが。

これまで、著者の林真理子さんについては、顔も雑誌や新聞などで知っているし、小説家であることも知っていた。しかし、これまで彼女の書く小説を読んだことがなかったので、どんな小説を書くのか知りたかった。また、ふかふか家の源流は山梨ということもあり、葡萄や桃、勝沼ワイン、富士山、富士五湖、清里、南アルプス、八ヶ岳といったものには、とても関心が高いのである。

いつの日か、違う小説も読んでみよう。
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生麦事件

 2007-12-10
品川から京浜急行に乗って、横浜方面に向うと、途中に生麦という駅がある。
今から145年前の1862年、この近辺で生麦事件が起きた。

これまで生麦事件という言葉だけは聞いたことがあったが、どんな事件が起きたのか全く知らなかった。また以前読んだ、ヨコハマ公園物語という本でも、この事件がヨコハマの公園の現在を運命づけたと書かれていた。この事件があって、外国人が東海道に出て乗馬や散歩などができなくなり、外人墓地のある山手のあたりの公園をつくり、外国人の憩いの場をつくったそうだ。今のヨコハマを運命づける事件とは。それを知りたくなり、この度、吉村昭著の生麦事件を読んでみた。

生麦事件生麦事件
(1998/09)
吉村 昭



この本のかなり初期の段階で生麦事件がどんな事件だったかが描写されている。簡単に表現すれば、薩摩の藩士がイギリス人4名を殺傷した事件である。この本では生麦事件そのものよりも、この事件が発端となって起こった出来事の方にページが割かれている。薩英戦争が代表例である。この戦争は、生麦事件に関するイギリスによる賠償金の請求や4名を切った藩士をイギリス人の目の前で処刑するといった要求がイギリスよりあったが、薩摩藩がこれを拒み続けて、戦争に発展した。

先日、鹿児島出身の方と飲みに行って、「薩摩の人たちはイギリスに挑んで行くからすごいですよね」とコメントしたら、「薩摩の人間はじっとしていられないんだよなあ」との言葉が返ってきた。それと関係があるのか、JICAさんの海外青年協力隊員の出身県で、鹿児島県はいつもトップ争いをしているらしい。

生麦の駅前に事件の石碑があるらしいので、是非行ってみたいと思う。吉村さんの著書によれば、資料館もあるらしい。


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戦場パプアニューギニア

 2007-11-04
事務所の本棚にあったので、借りて読んでみた。

戦場パプアニューギニア―太平洋戦争の側面 / 奥村 正二


15万人の日本人死者があったのに、あまり知られていないパプアニューギニア(PNG)の戦いを綴る。死者の殆どが飢餓、マラリアで倒れていったという。海に出れば米軍にやられる。山に逃げるが、山には食料がない。だけど、毎日30kgの荷を背負いジャングルの中を歩かされる。このあたりのくだりは悲惨極まりない。

そんな中、現地の人たちは、日本人を助けてくれた。生還者の一人は、1万人も生還できたのはパプアニュギニア人のお陰です、と言う。ある生還者は現地人に何も報いることができなかったので、自然に日本人の周りに集まる村の子供たちのために学校を開き、簡単な算数、地理、歴史などを教えたという。現在のPNGのソマレ大統領も子供の頃に柴田さんという方から習い、大統領として来日にした際、柴田さんを探し、感動の再会を果たした。

筆者はこの戦争の悲惨さもさることながら、日本人はまだPNGの人に借りがあることを忘れてはならないと言う。

残りの滞在期間も少ないが、PNGの人たちのために頑張ろう。
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白夜行 

 2007-09-18
久々に長編推理小説を読んだ。おとといの晩、昨晩、今夜と三夜連続で計8時間ぐらいかかった。毎晩、夜半まで眠たい目を擦りながらも、次々とページが進んでいく。

白夜行 (集英社文庫)白夜行 (集英社文庫)
(2002/05)
東野 圭吾



感想としては、なんともゾッとする小説で怖かった。全ての行動が犯人である少年に見透かされているようであり、別に悪さをしている訳ではないのに、こんな異国の地に居ても誰かに行動を覗かれているような気になってきて、背筋が寒くなる。寝るのもちょっと怖かった。お陰で初日は午前4時まで寝かせてもらえなかった。

途中から犯人像は分かってくるが、最後の最後まで読まないとなぜその犯人である少年が父親を殺したのかが分からない。最後まで結局引っ張られるのである。

この本、実は私が滞在しているホテルの部屋に宿泊した日本人観光客が置いていったものである。東野氏の本は図書館で予約しても200-300人単位で待っており、なかなか手にするまでに時間が掛かる。(←ケチらないで買えよ、という声も聞こえてきそう)だから、この本を見つけた時はラッキーと思った。

この本も大変読み応えはあった。しかし、同じ東野氏の著作でも「手紙」の方が、この本よりも分量は少なくても扱っているテーマは重く、中身は濃いように感じた。それでも久々に充実した読書ができて良かった。


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芥川賞(ひとり日和)

 2007-07-18
ここ2週間は提案書の作成で読書も進まなかった。

まずは芥川賞作品の「ひとり日和(青山七恵著)」。息子の名前がたまたま芥川氏の名前と同じという理由で芥川賞作品を読もうと思い、春先に図書館に予約を入れておいた。予約の図書は忘れた頃にやってくる。気づいたら、本日の朝刊に次の芥川賞が発表されている。時代についていくのは難しい。

ひとり日和 ひとり日和
青山 七恵 (2007/02/16)
河出書房新社

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さて、本の方であるが、短い文章でつないでいることもあり、とても分かりやすい文体である。主人公の知寿は、彼女の母の知り合いのおばあちゃんの家に数年間居候する。そのおばあちゃんとのほのぼのとした生活を描いた作品で、時折、彼女の失恋物語も入ってくる。おばあちゃんの言葉は含蓄があり、ふかふかも「ほお」と感心してしまう。居候の現在と就職後を、内の世界と外の世界と分け、「外の世界は厳しいよね。きっと」言った知寿に対して、おばあちゃんは「世界はひとつで、内も外もないよ」と知寿に言う。きっと知寿はおばあちゃんとの生活を通して、いろんなことを学んだに違いない。

最後の方では、就職後におばあちゃんの家を出た彼女は、数ヶ月後におばあちゃんの家の近くを電車で通る。おばあちゃんの家はある私鉄の線路沿いにあり、電車の車窓からおばあちゃんの家をじっと見て、おばあちゃんの姿を探す。他人から見ればなにげない風景、それは物干し竿一本であっても、ある人から見れば、沢山の思い出がつまった風景なのだと改めて感じるふかふかであった。
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命は大事だ

 2007-06-13
今更であるが、「半落ち(横山秀夫著)」を読んだ。“日本中が震えたベストセラー”ということだが、今頃になって読んだ。タイトルだけは知っており、気にはなっていたが、心から自分が読みたいと思うのに時間がかかってしまった。単行本になってからというものの、立ち読みする度にこの本を手に取ろうとしているのに。映画にもなり、ルビーの指輪の寺尾聡が主人公だった記憶がある。

半落ち (講談社文庫)半落ち (講談社文庫)
(2005/09)
横山 秀夫

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映画を見ていないで、どのような展開だったのか分からないが、本では警察官、検察官、新聞記者、弁護士、裁判官、刑務官のそれぞれの視点から、梶という現職警察官が犯した殺人について描かれている。この本の展開はさておき、アルツハイマーは自他ともに恐ろしいものであるということが良く分かった。

家族に予期せぬことが起こった場合、どのように反応するのであろうか。この本では、妻を殺した梶は、妻が殺して欲しいと懇願したため、殺してしまったということだ。

果てして、自分がもしそのような立場になったらどうだろうか、もし家内に殺してくれと言われたところで殺すことはないと言えるだろう。でも、実際、そのような場面に遭遇したら、どうなんだろうか。実際は想像を絶する苦しさに見舞われ、悩みに悩むのだろう。そんな状況に追い込まれたら、どうだろう。この本に、大変難しい問いを突きつけられた。

どれほど揺さぶられるかは分からないが、自分はどんなことがあっても一緒に生きて行くつもりである。(←要監察)

話は変わるが、現在、約200人のパラオ人が米軍に派遣されている。昨日、パラオで一緒に仕事しているパラオ人のスタッフの息子さんがイラクで亡くなったという一報が入った。どんな形であれ、かけがえのない人を亡くすことこそ辛く悲しいものはない。
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東京タワー

 2007-06-03
「東京タワー(江國香織著)」を読んだ。出張前のお決まり、ブックオフで買った本である。以前、リリー・フランキー著の「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」も読んだが、リリーさんの方は親孝行物語であるが、江國さんの本は2人の学生の対照的な恋愛を描いた小説。

東京タワー (新潮文庫)東京タワー (新潮文庫)
(2006/02)
江國 香織

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学生時代にこの本が出版され読むことがあったなら、随分とのめり込めたかもしれない。今の自分では重ね合わせられる部分が殆どなく、少し身を引きながら、外から事の推移を見守ることしかできなかった。

著者の文体は結構好きかもしれない。登場人物の一人である透と、その相手の詩史という女性の恋愛は、大変美しく書かれている。透と詩史という名前からして、清らかであり知的な雰囲気が醸し出されている。

内容は今ひとつ楽しめなかったが、文章の表現は楽しめたという複雑な感覚が残る一冊であった。

映画化されたということだがどんな仕上がりなのだろうか、そのうち観てみたいものである。



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