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以前、パラオのダイビングでは長袖・長ズボン型と半袖・長ズボン型の2つのタイプのウェットスーツを着た経験があり、今回のPNGもどちらかのタイプのウェットスーツを着ることになるだろうと読んでいた。しかし。。。
ダイビング当日、PNGで手渡されたウェットスーツは、読みがはずれ、半袖・半ズボン型であった。まさか足の方まで短い(半ズボン)タイプのものが存在するとは。しかも、日焼け止めは顔と腕に塗っただけで足には塗っていない。今月では、技術士試験に続く、読みはずれである。 しかし、こんな時もプラス思考が大切である。半袖・半ズボン型であっても、今日は天気も良くなさそうだし、ダイビング中は水中に居るし、それ以外も屋根付の船の上だから日焼けはしないだろうと思い、あまりウェットスーツの型は気にしないようにした。 だが、当日はまさかの船酔いリタイヤ。屋根の無い甲板で仰向けに寝て酔いをさますことになった。そして、天気の読みまで外れ、だんだん天気も良くなり、強い日差しが船に照りつける。 こんな時、船の甲板で仰向けになり、太陽の光を体いっぱいに浴びるのは、なんと贅沢なことかと思われる方も多いだろう。だが、あの日の私は気分の悪さにこらえるのが精一杯で、贅沢な気分にも浸れる余裕も、日焼けのことを心配する余裕もなかった。 その夜、腿のあたりは良く日に焼け、赤くなっていた。そして翌日からは皮膚に痛みが走るようになった。歩くだけでも痛く、椅子に座って足をちょっと動かすだけでも痛い。月曜日から一日中、しかめ面であり、笑いは全て苦笑いになっている。 昨日、プロジェクトの副総括のY・HさんがPNG入りした。Y・Hさんとは仕事後、サッカーの練習をしていたので、しばらくはサッカーができない事情を話した。すると、Y・Hさんは「船酔いしてダイビングも楽しめなかった上に、日焼けで足が痛くて歩けないなんて、情けねえなー。」と笑っていた。自分でも本当に情けないと思う。 今回のダイビングを通じて、過去の楽かった時の経験というのはあまりあてにならないということがわかった。このように、痛い、つらい、情けない経験の方が経験としての価値が大いにあるのでは思った。それにしても、週末までには痛みが引いて欲しいものである。ではまた。「あ、痛っ。」 |
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パプアニューギニアでは外食費用が高いため極力自炊をしている。数日前、こちらに出張に来て初めてカレーを作ってみた。そして、カレーについて考えてみた。なぜ、日本人はこれほどまでにカレーが好きなのか。
恐らく、カレー研究家や愛好家の方は瞬時に沢山の理由を挙げるであろう。普通のサラリーマンである私は2通りの理由があるのではないだろうかと思った。一つは美味しいからカレーが好きという単純な理由。そして、もう一つは、カレーを一度に沢山作ると2・3日は作ったカレーを活用することができ、食事づくりが楽になるから好きという理由。おそらく、後者は日本人主婦の多くが心のどこかで抱いているであろう理由である。 そして両者に共通するのが、カレーは日が経つほど美味しくなるというもの。そして、後者の場合には、よく言い訳にも使われる。「ねっ、美味しいでしょ。沢山作っておいて良かったでしょ。」と。(勿論、日が経ち過ぎると、さすがのカレーと言え、とても食べられたものではないが。) 言い訳された時、旦那はどうするか。心で「手抜きをしやがって。」と極力思わないようにし、間違ってもそれを口に出してはいけない。人間であれば楽をしたいと思う時はあるではないか。特に、疲れているときは。だから、奥さんがカレーを沢山作ったら、「キミも疲れているんだね。」と言いながら奥さんの肩でも揉むのが、素敵な旦那様の理想であろう。 私はこれまで家内が大量のカレーを作ると、「手抜きをしやがって。」と思いがちであった。今後は、寛大な心を持ち、家内にやさしい言葉を掛けることができる人間になりたいものである。(有言不実行とならぬように。) ちなみに、PNGでカレーを作ったのは、まさに食事づくりが楽になるからであった。今回、実際にカレーを沢山作ってみて、本当に楽であることが実感できた。 |
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PNGの海にダイビングに行った。パラオで取得したダイビングのライセンスを活かしPNGの海を楽しもうと考えていた。しかし、その考えが甘かった。
パラオは国全体がさんご礁で囲まれているため、さんご礁が外海の荒波をブロックしているので、海の波は湖のように穏やかであった。しかし、PNGの海は違う。強風が吹き、波が荒い。海の中に潜ると、潮の流れはなく快適であった。しかし、久々のダイブということもあり空気の調節がうまくいかず、そのポイントの見所に行く前に、水面に浮上してしまった。浮上する時も、それまで普通30mくらいの深度まで潜っていたら、水深5mのところに約10分止まっていないといけないが、それすらもコントロールが効かずゆらりゆらりと水面まで行ってしまった。急浮上ではなかったので大事には至らなかったのが不幸中の幸いであった。 その後、船に戻るも波が荒いため船が大きく揺れ、私は船酔いをしてしまった。人は荒波にもまれて成長するというが、現実は成長も何もあったものではない。完全にノックダウンである。吐きたくなるとトイレに行き、それ以外の時間は酸素マスクをつけて横になっていた。そのような状態だったので、二本目を潜ることはできなかった。今日は一体何をしにきたのだろう。残念ながら、ストレス解消にはあまりならなかった。 船酔いしたこともあり、帰りの船では船の先端の甲板で横になっていた。出発し15分くらいすると、同乗しているオーストラリア人やフィリピン人がみんな甲板の方に集まってくる。自分も起きて彼らの目の先を見ると、2頭のイルカが船を先導するかのように船の前をジグザクに泳いでいく。2頭の呼吸はピタリと合っており、たまに2頭同時に軽くジャンプする。調教されたイルカがどこかの水族館から逃げ出してきたのではないかと思ったほどである。 しかし、ダイブショップで支払いをする際、インストラクターに「今日の波はいつもに比べると荒くないほうですよ。」と言われ、船酔いを克服する気が少し萎えてしまった。「どうすれば船酔いを克服できるもんですかね。」と聞くと、「慣れですね。」とたった5文字の予想通りの回答があった。続けて、「あ、酔い止めの薬を飲むと大丈夫かもしれませんよ。」と、薬を2錠くれた。その2錠の薬には、「これに懲りずまた来てください。」というメッセージが込められているのであろう。明日以降になれば心を入れ直せるかな、心が入れ直ったらもらった薬を飲んでダイビングに行こう。 最悪な休日になるところだったが、2頭のイルカが救ってくれた。イルカさんありがとう。今宵はイルカさんのために「なごり雪」でも歌おう。 |
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PNGでは全世帯の約3割の世帯でDV(ドメスティック・バイオレンス:家庭内暴力)があると言われている。私が現在お世話になっているコミュニティ開発省ではその名のとおり、コミュニティ開発が主たる所掌業務であるがDVを扱う部署もある。
余談であるが、昨年DV担当部署にインタビューをした時、その部署の部長は「えっ!あなたがDV防止の啓発をやっているのですか。」と聞き返したくなるような強面の男の方だった。顔だけで判断してはいけないのだが。。。 昨年、あるコミュニティを訪ねた時のこと、そのコミュニティのリーダーが住民の前でスピーチをしている最中に、そのリーダーの小学生くらいの娘が割り込んできた。スピーチが終わるや否や、そのリーダーは狂ったように娘の頭に小石を投げつけ始めた。 こちらの男は頭に血が上りやすいのだろうか。なんとなく、その姿を目の当たりにして、DVが約3割の世帯であることはあながち嘘でもなさそうであると、思ったものである。 現在、私のプロジェクトの事務所では、女性のWさんという秘書を雇っている。Wさんは離婚しており、現在、ひとりの娘さんと暮らしている。離婚の理由までは聞いたことがないが、おそらくDVであるのではと思う。以前、元旦那が事務所にやってきて、Wさんと口論していた。また強引に娘を奪い去さられたこともあるそうで、Wさんの最大の悩みはひとり立ちできない元旦那のようだ。この元旦那だけから判断するのは良くないが、どうやらこちらの男は頭に血が上りやすい上に諦めも悪いのではないだろうかと思った。本能のままに生きているような。 ちょっとくらいのことで頭に血が上らないよう、常日頃から心穏やかに過ごしたいものである。イメージとしては、牧場の牛がしっぽでハエを追い払うように。 |
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昔、犬を飼っていた。私が中学1年の頃、小学5年生だった妹が、八王子の方の動物病院から貰ってきた。その動物病院には色んな子犬がいたらしいが、その中でも他の子犬を押しのけながら妹に近づこうとする一番元気の良い犬を選らんだらしい。その犬は色が茶色だったので、「チャロ」という名前が付けられた。妹の目は確かだったようで、本当に元気が良く、犬の寿命とされる15年を越え18年ぐらい生きた。きっと、今頃も天国でチャロはしっぽを振りながら半生タイプのドックフードを大喜びで食べていることであろう。
さて、前置きが長くなったが、ワンちゃんと言えばこのように犬を想像する人が殆どであろう。しかし、私がこれから述べようとするワンちゃんは、現ソフトバンクホークス監督の王貞治氏のことである。 ワンちゃんは、胃ガンのために入院してしまった。このことは確かに不運であった。しかし、ワンちゃんほど、選手に慕われ、尊敬されている監督は、長島さんを除いてそういないであろう。 3月のWBCでは、選手が最後の最後まであきらめることなく、奇跡の優勝を飾った。WBCでは、普段ワンちゃんと同じチームでプレーする松中選手や川崎選手だけでなく、あのマリナーズのイチロー選手までが王監督を胴上げするために奮闘することを誓っていた。 そして、春の選抜高校野球では、我が?横浜高校に3−13と屈辱的な大敗を喫した早稲田実業が、夏は一皮も二皮もむけて甲子園に戻ってきた。この夏は、横浜高校を倒して全国制覇して闘病中の王先輩を勇気付けたいと誓い、高校野球史上に残る大接戦の決勝戦を制した。横浜高校は初日の初戦で自から倒れてしまい、早稲田実業は横浜を倒すことはできなかったものの、選手たちは駒大苫小牧の三連覇の夢を打ち砕いて全国制覇した。母校、早稲田実業の優勝は、ワンちゃんにとっても、WBC以来の大きな喜びであろう。 そして、2冠を達成した現在のワンちゃんの目下の悩みは2年連続パ・リーグ1位通過をしながらプレーオフで敗退しているソフトバンクである。もしプレーオフを制し、さらには日本シリーズも制すれば、本当に今年はワンちゃんの年になるであろう。ワンちゃんの年にするにはどうすれば良いか。その答えはまたの機会に。 |
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ケアンズに向かうフライトの中で、「神様からひと言(荻原浩)」を読んだ。出発の数日前、ブックオフへ出張中に読む本を探しに行き、そこで手にとった。これまで荻原氏の著作を全く読んだことがなかったので、あらすじをざっと読んでから買った。買う気にさせたのは、あらすじの最後にある「サラリーマンに元気をくれる傑作長編小説」というフレーズ。自分はやはり現代人で刹那的なものを求めているのだろうか。
主人公の佐倉凉平は、大手広告代理店を辞め、「珠川食品」に再就職した。「珠川食品」は、現実の世界で言えば「東洋水産」や「日清食品」のような会社、たまちゃんシリーズのラーメンを出し、漬物も取り扱っている。 凉平は販売会議でトラブルを起こし、リストラ要員収容所と恐れられる「お客様相談室」へ移動。ここではクレーム処理を担当する。現実はどうなのだろうかと思ったが、凉平のもとには変わったお客さんから電話がかかってくる。 では、凉平とあるお客さん(老婆)の会話を再現してみよう。 「もしもし。」(老婆) 「はい、珠川食品お客様相談室です。」(凉平) 「私なんかの相談に乗ってくれるのかい?」(老婆) 「もちろんですとも。」(凉平) 「いまラーメンをつくってたんだけど、お汁に味がしないんだよ。お湯のままなの。」 「は?」(凉平) (お客さんは調味スープが別添えであることを知らず、日清のカップヌードルのように麺にお湯をかければ、できあがるものかと思っていたらしい。凉平は調味スープが別添えであることを説明する。) 「そうだったかしらね。即席ラーメンなんて食べるの久しぶりだから。」(老婆) 「まずカップの中からスープの袋を探してみてください。」(凉平) 「そんなものあったっけ?ちょっとお待ちよ。」(老婆) 「入っているはずです。」(凉平) 「あらあら、ほんとだわ。お湯びたし。」(老婆) 「ありました?では、それをお湯の中に入れてください。あ、封を切ってくださいね。一緒に特製オイルもついていますので、それも」(凉平) 「面倒だねぇ。嫌がらせかい。」(老婆) 「いえ、とんでもない。では、そういうことで。」(凉平) (受話器を置こうとすると、老婆の悲痛な声がした。) 「切らないでおくれ、心細いじゃないか。」(老婆) (凉平はラーメンができあがるまで、3分間待つことになる。) 「できたよ。いい匂いだわねぇ。」(老婆) 「納得していただいてよかったです。それでは。」(凉平) 「おいしくないねぇ。」(老婆) (再び電話を切ろうとすると、老婆のすすり上げる音がした。泣いているらしい。) 「情けないねぇ。この歳でこんなものを一人で食べなきゃならないなんて。あのね、うちの嫁が働きはじめんただよ。―――。私と顔をあわせるのが嫌なだけなのよ。関節が痛くて昼ごはんの支度が一苦労なのに。あんた、どうすればいいと思う?」(老婆) (そういうことは、みのもんたに聞いてくれと思いながらも、凉平は延々と続く老婆の愚痴につきあった。) 「おバアちゃん。さ、もう泣かないで。元気出して。人生九十年。七十八なんてまだまだ若いんだから。」(凉平) 「ありがとうね。あんた、優しいねぇ。他人様だってこんなに優しくしてくれるのに、うちの嫁ときたら・・・・・・ほんとに情けない。」(老婆) 「では、そういうことで。」(凉平) 「そうそう。もうひとつ聞いてほしいことがあるのよ。姪のみいちゃんのところの娘なんだけど、杉本さんの次男のところへお嫁に行ったら、なんとまぁー」(老婆) と、凉平のところには色んな電話が掛かってくる。事が重大な場合には謝罪訪問をすることもある。3・4ページに1箇所はこのようなクスッと笑える箇所があり、読者を決して飽きさせない。 では、タイトルにある神様はどんなところで登場するのか。凉平はプライベートで女に逃げられ、そちらの悩みも解決したい。ある日、公園で凉平がジョンレノンのイマジンを歌った時、ジョンレノンのような風貌の人が現れ、凉平の悩みを聞き、解決のヒントをシンプルな表現で教えてくれる。「悲しいときは泣きなさい。」、「嬉しいときは笑いなさい。」、「見つけたものは拾うべきだね。」、「拾ったものは、離さないこと。」など。しかし、本題に入ろうとすると、その人の姿が突然消えるため、凉平は彼を神のように思っていた。その後も凉平はその人に会いたくなると、イマジンを歌う。歌うと、必ずその人は現れる。3回目にあった時にようやく、本題を聞くことができた。本題とは、彼女に会ったらなんて言えばよいか。その答えを神は凉平の耳にささやく。読者にはその時点で神の言葉はわからない。最後の最後に凉平が久々に会った彼女に言葉を発するが、本当に神の言葉だったかどうかまではわからない。 その他、神様に関連してくるのは、「お客様の声は、神様のひと言」という珠川食品の社訓。そのような社訓もあってか、「お客様相談室」も一応設置されているものの、実際は社員の誰もがお客様の声は、神様のひと言とは思ってなく、室長までもがクレーム電話を「こちらではございません。」と逃出してしまう始末。 さて、私自身はこの本を読み、「神様からのひと言」とは何かを考えてみた。頑張って生きている人が自分の歩む道に迷った時、周囲の人間が発する言葉、本の中の言葉、テレビ・ラジオの言葉の中に、自分の背中を押してくれる言葉をふと見つけるのかもしれない。そのような言葉が、神様からのひと言であり、周囲の人間、本の著者、テレビ・ラジオの出演者が、神様のメッセンジャーとなって、本人に言葉を届けてくれるのではないだろうか。 |
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8月18日より10月1日までの45日間、パプアニューギニア(PNG)に出張することになり、昨夜、成田を出発した。液体の機内持込みが禁止されているという情報もあり、スーツケースに積み替え忘れた新品のコンタクトレンズが没収されたらどうしようかと心配していた。しかし、アメリカ行きやアメリカ系の航空会社に乗る方のみに適用されるらしく、私はオーストラリア方面に行くので、没収されずに済んだ。これがパラオ出張だったら、アメリカの縄張りであるグアムに入国しないといけないので、コンタクトレンズは没シュートされゴミにされていたであろう。
フライトはケアンズ/ブリスベン行きであり、私も含め多くの乗客がケアンズで降りた。ケアンズは広大なオーストラリア大陸の中で最も日本に近く、グレートバリアリーフ等の有名な観光地の玄関口である。そのため、殆どの乗客は観光客である。どことなく、気分が晴れ晴れしており羨ましい。 今朝、乗継地であるケアンズに到着。ケアンズの空港では、殆どの乗客がウキウキ気分でImmigrationに向かう中、自分ひとりだけが仕事道具に入ったカバンと共にTransitのコーナーに向かう。この夏は家族を旅行に連れて行くこともできないこともあってか、周囲の乗客が羨ましく見えてしまった。 ケアンズからは、ニューギニア航空でポートモレスビーまで飛ぶ。そのフライトで驚いたのは乗客の少なさ。なんと10名強であり、飛行機はほぼ貸切状態である。これまでの3回の渡航では、この区間のフライトはいつも混雑していたので、何が起こったのだろうかという心配はもちろんのこと、何か起こるのだろうかという不安にまで発展した。 ケアンズを発ってから約1時間半後、無事ポートモレスビーに到着した。そして、乗客の少なさをImmigrationデスクの入国審査官も驚いていたようである。以下、入国審査官との会話。 「乗客はあまり居ないみたいね。」(入国審査官) 「10人ぐらいしか乗っていなかった。」(ふかふか) 「たったそれだけ?」(入国審査官) 「たったそれだけ。」(ふかふか) 「ラッキー、今日の仕事は楽で良かったわ。」(入国審査官) 「良かったですな。」(ふかふか) 会話が終わり、パスポートにスタンプが押され、無事、第4回目のPNGへの入国である。さて、今回はどんな出張になるだろうか、いつものことながら楽しみである。 空港からホテルに向かう車中で、ドライバーが、市内では部族間の対立が激しくなっており、殺し合いもあるほどの緊張状態にあることを教えてくれた。理由を聞いてみたが、多分些細な口論から発展し、やり合っているうちに、個人対個人が集団対集団に発展してしまったのではとのこと。飛行機の乗客が少なかったのは、このためだったのか。まずは安全第一で生活することを心がけたい。 |
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昨日、優勝候補のひとつに挙げられていた日本最南端の高校、沖縄代表の八重山商工は3回戦で智弁和歌山高校に敗れた。昨夜の熱闘甲子園では八重山商工の特集が組まれていた。
沖縄といえば、東京とは違い人々はおおらかで、競争社会とは縁がなさそうで、みんながのんびりと平和に暮らしているというイメージがある。八重山商工の伊志嶺監督も言う、「島の子たちは普段から競争がないからみーんなのんびりしてるんですわ。こどもたちだけじゃない。島のひと全員がですよ。困ったことにこの土地の性格だねぇ。」と。それを象徴しているのが、早朝練習の集合時間に選手全員が揃うことは結局1回もなかったこと。 このような締りのない環境で育ってきた選手を締めていくには、監督自身が自他ともに厳しくなくてはならない。監督は自分にも厳しく、早朝から合宿所の選手を叩き起し、選手よりも早くグランドに出て水撒きをする。他の高校なら、監督に水撒きをさせるなんて論外である。 選手の方は監督が叩き起こしているのにもかかわらず、二度寝する選手もいるくらい、のんびりしている。これでは、監督は毎朝毎朝、溜め息ばかりだろう。そんな選手は勿論グランドで監督に怒られる。しかし、怒られたことをいつまでも気にしないのもこの島の子供たちの良いところかもしれない。監督も島の子供たちの性格に理解を示しながらも、子供たちの成長のためにと懲りることなく叱咤を続ける。 選手たちは叱咤にキレることは全くなく、監督の偉大さに尊敬し、指導に感謝していた。だからこそ、選手は毎朝寝坊し怒られながらも、プラス思考で厳しい練習に耐え、沖縄予選を勝ち抜き、甲子園でも本土の高校を次々と破ることができた。 このような監督と選手の絆を表現するひとつひとつのプレーが、全国の高校野球ファンを魅了してやまなかったのではないだろうか。来年もまた是非甲子園に戻ってきて、観客を沸かして欲しい。 |
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お盆もそろそろ終わり。明日ぐらいから、空いていた電車も混み始めるのだろうか。
昨日は、小泉総理が靖国神社に参拝、新聞でも戦争特集が組まれていた。 世間は総理の靖国参拝の是非を議論している中、私は、仕事に関するテーマを追い続けた技術士試験が終わったこともあり、仕事から離れた書物を読みたくなっていた。そして、私が手にしたのは辻仁成の「青空の休暇」(幻冬舎)という文庫本。 青空という言葉を見て、勝手に夏空を連想した。そして、これまでに読んだ辻仁成の著作から外れはないだろうと、特にあらすじを見ず、ブルーの背景に白字のタイトルで構成された表紙も気に入り買ってみた。しかし、内容は麦藁帽子をかぶり白いワンピースを着た少女と、白いYシャツと黒ズボンの制服を着た少年が、夏の風が吹き抜ける丘の上で愛を語っているような青春の話ではなく、戦争中に爆撃機を操縦していた男の青春の話である。この時期は、必然的に戦争を考えなければならないようである。 読解力がないためか、タイトルの「青空の休暇」が示すものが何だったかわからなかったのが残念である。大きな感動をなかったが、戦争や愛の伝達については考えさせられた。
戦争は多くの命を奪ってしまったが、生存者の健全な精神をも奪ってしまう。一方、健全な精神を失った者は現代社会が不健全になったのだと思っている。どちらが正解かは分からない。戦争から引きずっている精神論は現在ではあまり受け入れられないが、現代人の軟弱な精神や他人の心や命よりも自分の利益を考える人が目立つようになっていることも望ましいものではない。この本では、75歳の主人公が戦後、「男は沈黙なり」という戦争を経験した者らしい精神を貫いたため、自分の妻に愛を伝えることができなかった。この本を読み、自分も妻に愛を言葉で表現しなくてはと思うものの、やはり恥ずかしいし、そこまでの表現力もない。妻も恥ずかしいのではないだろうか。それとも、うれしいのかな。 |
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昨夜は、米国に留学していた時の仲間2人と飲みに行った。
二人とも変わっておらず、お互いの近況やその他の仲間の話など、盛り上がった。 仲間のうちのN・Rくんとは、その後喫茶店にも行き、お互いの仕事や生活の話をした。 先週の日曜日、私は技術士試験を終えた。結果はともあれ、一日約9,000字を書くという、これまでの人生でもこんなに沢山の文字は書いたことない貴重な経験をした試験であった。しかし、N・Rくんがチャレンジしようとしている試験は合格率という点で技術士試験よりも大変そうである。 N・Rくんは、最近法律に目覚め、民法や刑法に関心をもっており、司法書士試験にチャレンジするとのこと。合格率が2%台という難関試験らしい。いずれN・R司法書士事務所が開設するのかな。 帰りの電車でまた広告を見る。今度は今日のN・Rくんの話に関連していた。「みどり法務司法書士事務所」のもの。多くの司法書士は「不動産登記手続きの代理」をしているらしいが、みどりさんでは「債務整理」が主要業務で借金問題に苦しむ人たちを助けることをPRしているようだ。業務の内容はいまひとつ頭に入ってこず、電車に広告を出せるのだからよほど儲かっているのだろうと思いながらボーッと眺めていた。 |
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今日、帰りの電車の中で、ある広告を見かけた。
第88回全国高校野球選手権大会の広告である。 そこには、毎年聞く開会式や閉会式の行進曲の歌詞(1番のみ)があった。これまでメロディーしか頭になかったので、他の乗客に聞こえないように歌詞に合わせて歌ってみた。ちょっと口ずさんでみると、歌詞とメロディーが夏の甲子園の風景に溶け込んでいく。この夏は、夏らしく夏川りみが歌った。 栄冠は君に輝く(作詞:加賀大介 作曲:古関裕而) 1.雲は湧き 光溢れて 天高く 純白の球 今日ぞ飛ぶ 若人よ いざ まなじりは 歓呼にこたえ いさぎよし 微笑む希望 ああ栄冠は君に輝く 2.風をうち 大地を蹴りて 悔ゆるなき 白熱の 力ぞ技ぞ 若人よ いざ 一球に 一打にかけて 青春の 賛歌をつづれ ああ栄冠は君に輝く 3.空を切る 球の命に かようもの 美しくにおえる健康 若人よ いざ 緑濃き しゅろの葉かざす 感激を 目蓋にえがけ ああ栄冠は君に輝く そんな歌のことを思っていたら、国歌、校歌、幼稚園歌はよく聞くが、社歌ってあるのだろうかと、ふと疑問に思った。もし我が社になければ、早速、同じ部署のN・Yさんに作詞の話をもっていこう。ちなみに、日本電気(NEC)は以下のような社歌があるらしい。迫力のある歌詞で、作詞者も作曲者も凄い。 日本電気株式会社社歌(作詞:北原白秋、作曲:山田耕作) 1.黎明(れいめい)声あり世紀の電流、 放てよ捉えよ空飛ぶ翼を。 雲間に聳(そび)ゆる無線の鉄塔、 行くべし有線、地平は涯(はて)なし。 通信文化ぞ我等が標識、 日本(にっぽん)、日本、日本(にっぽん)電気。 2.精密技(わざ)あり斯界(しかい)の新人、 窮(きわ)めよ尽くせよ理法の真(まこと)を。 神速すなわち響きて徹(とお)らば、 見るべし栄光、福祉は涯なし。 通信技術ぞ我等が天職、 日本、日本、日本電気。 3.靄(あい)々和気あり不断の勤労、 勢(きお)えよ励めよ大同一つに。 電波に結ばん世界の国々、 為すべしこの秋(とき)、理想は涯なし。 通信報国我等が信念、 日本、日本、日本電気。 |
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