日々の出来事、読んだ本の感想、思い出など、自分が見聞きしたものを紹介します。
年末年始に読んだ本(その2)
2007年01月19日 (金) | 編集 |
テレビでも放映されていたが、佐賀のがばいばあちゃんシリーズを一機に読んだ。

とても平易な言葉で書かれており、読みやすかった。2時間で1冊、6時間で3冊読める。そして、何と言っても、ばあちゃんが面白かった。面白い場面、ばあちゃんの名言は沢山あるが、一例として以下の話を紹介したい。

小学生の主人公が「ばあちゃん、俺、剣道やりたい」と、ばあちゃんに許可を得る。「好きにするがよか」とばあちゃんは答える。「じゃあ、明日、先生にどんな用具を買えば良いのか聞いてくる」と主人公は言うと、ばあちゃんは先程の言葉をあっさりと撤回してしまう。「用具が必要なのか。じゃあやめろ。うちには買う金がなかけん」と。主人公は不満げに「えーっ。何か運動したいよー」と言うと、テンポの良い、ばあちゃんは「じゃあ、走れ。あれは金が掛からんから良い。靴を履くと磨り減るから、はだしで走れ」と、すぐに答えるのであった。

物質的には貧しい暮らしであるが、ばあちゃんはいつも明るく元気に生活を送っている。物はなくても、豊かな心で満たされているばあちゃんだ。

今思えば、うちのばあちゃんもいつも笑顔だった。そして、豪快であった。山でマムシを叩き殺し、そのマムシをチャンピオンベルトのように肩に掛けて山から下りてくるのであった。普通の女性なら「キャー、マムシ」と叫ぶのだろうが、うちのばあちゃんはそんなことは言いもしないし、思いもしないだろう。むしろ、「おっマムシだ、しめしめ」と思っていたことだろう。

本を読み、そして今は亡きばあちゃんのことを思い、年末・年始は、ばあちゃんパワーに敬服した。

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